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体が欲するものを選ぶちから

毎日、適当に食べてもお腹は満たされます。

でも、本当に体に必要なモノは満たされているのかな。

 

食こそ健康の要、

食べたものでしか体は作られないと

心底気づいてから、体に良いものを選び、

作るということへの興味が尽きません。

 

きょうは本草薬膳学院のスクーリングに

参加したので、わたしと薬膳について

書きたいと思います。

 

薬膳といいますか、漢方との出会いは、

腎炎を発症した20代前半に溯ります。

ステロイド剤の大量投与の副作用で、

ばんぱんに顔が脹れて行くわたしをみた母

が、東洋医学の方が体に優しいのでは、

と松寿仙という漢方を勧めてくれました。

 

苦く美味しくはなかったし、

若いわたしには漢方より、一気に

結果がでるステロイド剤の方が良さそうに

おもえたのですが、母の強い勧めもあっ

て、2年ほどでしたが飲み続けました。

飲んだすぐそばからポーッと体が温まる事

に驚いたことを覚えています。

 

1日3回、会社のロッカーにも小さな杯と

松寿仙を常備して、飲んでいました。

うっかりすると、牛乳を飲んだあとのよう

に口の回りに緑色が付いて

一度付くとなかなかのかないので、

時々笑われたりしてましたね。

 

多分良くない飲み方だろうけど、ステロイ

ド剤も併用して飲んでいたので、

松寿仙の効果のほどは分からずじまいだっ

たけど、体の中から温まって、足の先まで

冷えがマシになった感覚は、はっきり覚え

ています。

当時は今よりずっと冷え性だったので

この効果は良くほんと嬉しかったです。

アトピーの皮膚科でも、ツムラさんの漢方

を処方されていたっけな。

 

私の人生に、時々顔を出していた漢方。

発酵食の教室をしたいと、会社を退職する

際に、漢方薬とはいかずとも、食事で病気

を防ぐ事が出来る、そんな食事を選ぶ力が

付くという薬膳のスクールも申し込み、今

回のスクーリングに至る訳です。 

毎日、適当にお腹を満たすのではなくて、

本当に体に必要なモノで満たしたいし、

良いもので体を作りたい。

そして美味しくなくちゃ絶対嫌だ。

 

発酵食や薬膳を通じて、体に必要なものを

選ぶ力を身につけたいし、お伝えもした

い。

まだまだまだまだまだ勉強が足りません

が、大好きな点心のお教室の際のランチに

は、季節の薬膳を意識したお粥やお茶、お

かずをご用意していて、ご参加の方からは

好評いただいています。

「発酵食」、「薬膳」、「乾物や発酵を使った点心をつくること」

からだに良いをベースに、楽しみながら美味しく健康にそして、奇麗になりたいなぁ。

 

と、ムシの良いことをかんがえながら、

長いつれづれにお付き合いくださってあり

がとうございました。