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点心や蒸し物を美味しくする火加減

蒸し物の基本はたっぷりのお湯で、

「沢山の湯気を蒸篭に溜めて、一気に蒸しあげる」

ですが、意外と火加減に気を配った方が

美味しく仕上がる料理が多いです😊

 

例えば、お肉はゆっくりと火を通した

方が、柔らかく仕上がります。 

火を少し弱めて、蓋を少しずらすことで、

蒸篭の中の温度が適度に下がります。

ゆっくりと火を通すこと、スチーム効果で

蒸し鶏などは最高の仕上がりになりす。 

 

辻調でこのテクニックを習ってから実践

していますが、ここに麹の漬け込みパワー

も(塩麹につけこんだ🐔を)足せば、更に

最強の仕上がりとなります。

 

通常、蒸気の温度は約100℃。

お魚は最初強火であと中火です。

肉まんなど、点心類は基本強火です。

途中、それも蒸し始めの早い段階で蓋を

開けるのは厳禁🈲です。

ケーキ🍰作りと同じですね。

老麺で割れない饅頭を蒸すときは、

強火→火を弱めるです。

茶碗蒸しは、表面が固まったら弱火です。

 

まあ。細かくいうと色々ありますが

蒸し物は失敗の少ないお料理だと思います。

焼き物のように焦げる事も、煮物のように

煮詰まるとかないですものね。

蒸しすぎても、食感が変わる位なので

それはそれはで楽しいし😁

大らか~な気持ちで向き合えるのが、

蒸し物だなぁ、と思います。