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2018年6月29日

ヤンニョムって・・・?

ヤンニョムって何?

ヤンニョムとは、韓国の合わせ調味料の事です。

和食では、「さ・し・す・せ・そ」の順に、調味料を加えていくのが基本、とされていますが

韓国料理では、まず、合わせ調味料をつくって一気に加えます。

漢字で書くと、【薬念ヤンニョム】です。

単に調味料として、材料の味を引き立たせるだけでなく、健康と栄養を考えたヤンニョムは、

「薬を念頭に」という意味も持ちます。

日本で言う【薬味】と同じ考えに基づいています。

【薬念ヤンニョム】に、ネギ、ニンニク、ショウガ、唐辛子は欠かせない材料です。

ヤンニョムの材料といえば、もうひとつ欠かせないのが、「豆発酵食品」である、

「カンジャン(醤油)」、「テンジャン(韓国味噌)」、「コチュジャン(辛味噌)」です。

「メジュ」と呼ばれる、豆味噌麹を乾燥させて、カビが生えたものを、塩水に漬けて発酵させて出来る汁は、カンジャン(醤油)に、固形物はテンジャン(韓国味噌)になります。

コチュジャンは、メジュに唐辛子を加え発酵させたものです。

これら、「醤」と、薬味、すりゴマ、ごま油、エゴマ油といった植物性油や、塩辛類を主材料や調理法に合わせて配合したものが、【薬念ヤンニョム】と呼ばれるものです。

キムチやナムル、煮物、焼き物にも、家庭によって、千差万別です。

韓国料理の味と栄養の秘訣、ともいえるのがヤンニョムです。

7月のレッスンで使う、特製ヤンニョムはコチュジャンを使った、ピリ辛です。

日本人の好みに合うよう、そして、材料や調理法を変えて使いまわしができるような、配合にしています。

お楽しみに💕